【エピソード3】師匠の「ヨガの見本」のような美しい体

 

さて、師匠のおかげでだんだんと

「丹田力」がついてきた私でした。

 

ヨガのやり方以外にも、

師匠には様々なことを教わりました。

 

師匠の「ヨガの見本」のような美しい体

 

師匠の体は無駄な肉が1つもついておらず、

息を吸えば柔軟に肋骨が膨らみ、

息を吐けば丹田が引き締まる、

まるで「ヨガの見本」のような本当に美しい体でした。

 

 

呼吸する体。

 

私はその様子を見て、こんな風にも感じました。

「人が正しく生命の活動をすると、まるで植物が光合成をするように自然の美しさをまとうのだな。」

 

それがある意味での「オーラ」というのかもしれません。

 

私はその類のものは見えませんが、

その師匠は本当に自然に光り輝いて見えました。

 

 

エネルギーの満ちている、巡っている体は

ああいう風に光っているのだと、

体現しているようでした。

 

 

その「輝き」は、

スピリチュアル的なものというわけではなく、

 

佇まいや振る舞いから垣間見える「威厳」だったり

肌や髪の洗礼されて隅々まで整った「きめ細かさ」だったり

整って芯があるしなやかな骨格のもたらす「かっこよさ」だったり。

 

 

そして、

それを全く、全く、おごっていない様子。

 

「当たり前にその存在でいる」

という冷静な様子が、

 

強烈なインパクトと共に

すごい「輝き」を放つ

「オーラのあるカリスマのある人」

という認識になったのでした。

 

師匠との出会い

 

師匠の存在を見つけたのは、

「タウンワーク」みたいな情報サイトで

ご自宅の電話番号を見つけたのがきっかけでした(笑)

 

ヨガに興味を持った私は、

ヨガに通いたかったのですが、

 

田舎に住んでいたため大手のヨガスタジオがなく、

地名と「ヨガ」というキーワードででコツコツ検索していたら

師匠の電話番号を見つけたのでした。

 

詳細もわからないまま、

市外局番からの電話番号にかけてみると、

「はい、○○(普通に苗字)です。」と、

つながりました。

 

「あの、ヨガの電話番号で間違いないですか?ヨガがしたいんですけど。」

と言うと、

「では○日の○時にいらしてください〜」

とのことでした。

 

私の人生が本当に大きく変わるきっかけになった

師匠ですが。

 

まさか人知れず、私の実家から歩ける距離で、

ご自宅で、あんなに素晴らしいヨガ指導をされている

師匠がいることを、

今でもあまり多くの人は知らないと思います。

 

 

私が摂食障害も良くならず、

本当にしんどい日々を過ごしていた時に、

私に必要だったことを教えてくれました。

 

その場所を偶然見つけることができたのも、

「不思議なご縁」に招かれたのかもしれません。

 

「電話をかけてみる」という1つの勇気が

扉をあけてくれた瞬間でした。

 

 

 

これは10年前の写真。

師匠がしょっちゅうしていたストレッチで、

私も教えてもらいました。

普通のストレッチなら下側の肩を前に出そうとは思わないと思いますが(笑)

師匠はいつも、いろいろな「何か」を超えている人でした。

 

確かにここまで体が届くようになると、

あとはつかんでいる左手を引っ張りながら

前に出している右肘で太ももを押せば、

体側だけでなく各関節が簡単に全部が伸びるので、

逆にポーズを深めるのが楽なのです。

 

身を委ねて深く呼吸すると、

とても「ヨガ」らしい行法になります。

 

「正しい位置関係」と「呼吸」は面白い!

と思いました。

 

こういう位置関係を大事にするヨガは

「アイアンガーヨガ」のテクニックでもあると思います。

 

師匠からはアイアンガーのテクニックも多く学びました。

 

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