妊娠の仕組みを分かりやすく解説

こんにちは。

山口ひろみです^^

 

私は今まさに出産を控えている臨月なのですが、

実は妊娠してから妊娠の仕組みに興味をもち

色々調べました。

 

妊娠のメカニズムを自分で理解すると

より妊娠出産が身近になるかと思いますので、

今日は妊娠の仕組みを分かりやすく解説しようと思います^^

 

妊娠の仕組み

妊娠は、『排卵→受精→着床』の順に展開が進んでいきます。

それぞれみていきましょう。

妊娠の仕組み1:排卵する

女性の子宮はこんな形をしています。

子宮の両側に丸い卵巣があります。

卵巣の中に、卵子のもとになる『原始卵胞』が沢山詰まっています。

沢山の『原始卵胞』のうち、たった1個。

たった1個だけ、毎月、ホルモンの働きによって成熟して卵子になります。

 

 

選ばれし1個の卵子(0.1mm)は、

左右どちらかの卵巣から、外へはじき飛ばされます。

その現象を排卵と呼びます。

 

 

排卵された卵子は、卵管采(らんかんさい)という

イソギンチャクのような形の部位にキャッチされ、

卵管の入り口の卵管膨大部で待機します。

 

実は卵管采(らんかんさい)へ上手に移動できるかも、

100%ではないようです。

 

ですが、卵管采(らんかんさい)の先の卵管膨大部で

精子と待ち合わせするため、

なんとか卵管采(らんかんさい)にキャッチされて、

卵管膨大部へ行かないと精子とは出会えません。

 

たった1個の選ばれし卵子になり、

卵管采(らんかんさい)にキャッチされ、

卵管膨大部へ移動する、と。

妊娠のためには、まず女性側の卵子がいくつかのミッションを

クリアする必要があるのです。

 

月経周期が28日の人は、生理開始日から約14日目が排卵日。

 

妊娠の仕組み2:受精する

 

 

無事に卵管膨大部へ移動できた卵子は、

あとは精子を待ちます。

 

ですが、なんと卵子は24時間しか生きていられません。

排卵後、24時間以内に精子と出会いたいものです。

 

男性の精巣でつくられた精子は、

副睾丸にためられ、射精されます。

1回の射精で出る精子は約0.06mm、数はなんと約1億~2億個!

3~5日生き延びます。

1分間に2~3mm進むくらいのペースで、

女性の膣から、子宮の入り口まで頑張って泳ぎます。

 

卵子がいる卵管膨大部にたどり着けるのは200個以下。

そして、卵子の中に到達できるのは、たった1個です。

 

精子は卵子を見つけたら、

アクロソームという卵の殻を溶かす酵素を頭から出しながら

卵の殻を突き破り侵入します。

侵入した瞬間に、卵の周りには受精膜ができ、

他の精子は入れなくなります。

これでようやく受精完了です。

 

妊娠の仕組み3:着床する

受精した卵子と精子は晴れて受精卵となります。

3~6日かけて細胞分裂を繰り返しながら、

精子が泳いできた卵管を一緒に引き返し、

子宮へたどり着きます。

 

受精卵の細胞分裂は

その頃には100個以上に進んでいます。

 

さて、子宮は子宮できちんと準備をしています。

実は排卵と同じタイミングで、

子宮内膜をフカフカのベッドにする作業をしていたのです。

 

子宮へたどり着いた受精卵を、

フカフカベッドのような子宮内膜が迎え入れ、

受精卵はまるで根をはるように落ち着きます。

 

これを着床といい、受精卵の長い旅のゴール、

妊娠が成立したことを言います。

 

妊娠の仕組みまとめ

妊娠のメカニズムを、排卵→受精→着床に分けて説明しました^^

全てのステップを確実にこなして初めて、

妊娠成立になるのです。

卵子と精子が出会うまでの長い道のりは、

まるでドラマのようですね。

 

妊娠するために女性側として大切なことは、

排卵、そして着床のため子宮の働きを良くすることだと思います。

 

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