太っちゃうのは身体が頑張っているから?!”立ち方で太る・痩せる”をさらに解説!
こんにちは、骨盤お悩み相談室の山口ひろみです。
前回のYouTubeコラムでは、立っている時の骨盤の状態を一緒にチェックしました。
今回は骨盤と立ち方の関係をもう少し具体的に話していきたいと思います。
“良い姿勢”ってなんのこと?
さて、こちらの写真をみてみましょう。
私がおすすめするのはまっすぐ立ちなのですが
どちらもバラバラに見せたら、どちらも良い姿勢に見えるかもしれません。
むしろ、「気をつけっ!」のイメージで全身をピンとしているポージング立ちのほうが、みなさんの「良い姿勢」のイメージに近いかもしれませんね。
でも、痩せる立ち方はまっすぐ立ちです。私はまっすぐ立ちをマスターしてから3年ほどでいつのまにか5キロ減りました…!
食事制限なども特にしていません。
セルフ骨盤メイクのテーマ「いっぱい食べても太らない」が叶っています!
まっすぐ立ちはカラダ楽ちん
前回のコラムでまっすぐ立ちのチェックポイントについてお話しましたが
それらを踏まえて立つと、
こんなふうに横から見て薄いカラダになります。
この立ち方をするだけでも常にコアマッスルを使いますので
同じ体重の状態であっても、まず見た目の印象がかわります。
また、コアマッスルが身体を支えてくれることで、身体の部分は力まなくてもすむようになり、自然と無駄な力が抜けてゆきます。
立ち方で身体に負担を与えてしまっている人であれば立ち方を変えるだけで
・身体の歪みによって頑張っていた太ももやふくらはぎのハリが取れる
・肩こり首こりがなくなる
など嬉しいことだらけなんです。
私はこのまっすぐ立ちがもっとも省エネな姿勢だと思っています。
ポージング立ちは骨盤前傾姿勢
さて、ポージング立ちですが、
水着を着た時や写真撮影身体のラインを美しく見せたい時などに一時的にとる姿勢として使う分には問題ないかもしれません。
が、モデルさんもいつもそういう姿勢で生活をしているわけではありません。
長くその姿勢をし続けてしまうと、骨盤が前に倒れてバランスが崩れます。
その流れは…
1.つま先重心で骨盤が傾く
2.肋骨が反ってしまい胸が背中に流れる
3.その延長線上にある頭が前にでてくる
4.不自然な骨格を支えるために隙間をお肉で埋めようと身体が頑張る
です!
不毛なことに、素敵になりたくて頑張っていたはずの身体が、思わしくない結果をうんでしまいます。
私も色々頑張ってしまって、身体を壊してしまったこともあります…が、それから色々なことを勉強した結果
身体は賢い。整えれば、勝手に美しくなれるもの。
ということに気づきました。
だから、ぜひとも自分の身体を信じて、楽な立ち方に切り替えてみて欲しいのです。
良い土台があればメリハリもつきやすい
私は今の楽に維持できる体型が好きですが、
目指したいスタイルがある人は、このまっすぐ立ちをマスターした上で、色々なエクササイズやトレーニングをすると、あれよあれよと身体が引き締まってゆきます。
“フォームの違い”で結果が変わるのはみなさんなんとなくわかっていて、一般的に動く最中の形を頑張って作る意識であれば持ちやすいかもしれませんが
それを身体という土台から整える発想に切り替えると、より良い結果を楽に得ることができるようになるかもしれません。
ぜひ一度お試しください。