尿もれの原因は骨盤底筋にアリ!【正しいケアの方法を教えます】
こんにちは、山口ひろみです!
今回は「尿もれ」についてのお話をしようと思います。
くしゃみをしたときに一緒に…なんていうお悩みをお持ちの方も多いです。
「尿もれ」といえばシニア世代で起こる問題だと思われていました。
ですが現代では若い女性でも尿もれに悩む方は増えています。
日常からケアを行うことで解消できるケースが多いので尿もれのメカニズムを理解して改善しましょう!
若くても尿漏れは起こる!
この記事を読んでいる方にも20,30代の女性の方はいらっしゃるかと思います。
「自分の年齢で尿もれって異常なことでは?もしかして病気?」
などとっても不安になりますよね。
私自身「尿もれ」と言えば、シニア世代で起こる問題だろうと思っていました。
しかし、現代では若い方の尿もれ率が年々上がってきています。
くしゃみをする勢いで一緒に出てしまう、なんていう方が多いのです。
生理用ナプキンではなく、尿もれ用のナプキンを日常的に利用する人も増えているようです。
ある調査では、日本人女性全体の約4割が尿もれ経験ありという結果が出ており、その中でも30代前半までに、なんと3人に1人が尿もれ経験があるようです。
こちら2011年度の調査なので、今はもっと増えているかもしれません。。。
まずは年齢による過度な心配はしなくても大丈夫ということを押さえておきましょう。
その上で尿漏れの原因を正しく理解してしっかり改善しましょう!
尿もれの原因とは?
尿もれが起こる原因は、主に2つあります。
- 骨盤底筋の衰え
- 膀胱の過敏性
順番に見ていきましょう。
骨盤底筋の衰え
検索されてこの記事にたどり着いた方は思い当たる節があるかもしれません。
骨盤底筋というおまたの筋肉が緩むと尿もれを引き起こします。
おまたの筋肉を締める力が弱いため、くしゃみなど、何かの拍子にもれてしまうのです。
イメージとしては踏ん張りがきかなくなる状態です。
骨盤底筋のが衰える原因は現代の生活習慣が大きく影響していると考えています。
- 整理用ナプキンの質の向上
- ヒールの普及
- デスクワークによる運動量の減少
上記のような現代の環境変化によって筋力が衰えてしまうことが大きな要因です。
膀胱が過敏になっている
このタイプの方はトイレに急に行きたくなったり、夜中に何度も尿意を感じたりします。
尿意があまりに急であることが特徴です。
さらに骨盤底筋の力も弱っていれば間に合わずに漏れてしまいますよね。
こんな風に両方の症状を同時に引き起こしている方もいるのです。
若い方の多くは最初に紹介した「骨盤底筋の衰え」による可能性が高いと思います。
シニアの方は、後に紹介した「膀胱が過敏になる症状」もしくは両方が原因でしょう。
この「膀胱が過敏な状態」はお医者さんに診てもらう必要も出てきます。
今回は自分で改善できる骨盤底筋のパターンについて詳しく説明します。
骨盤底筋の役割
さらに骨盤底筋について解説していきますね。
骨盤底筋が緩むと起こる症状
先ほど書いたように、尿もれをする人は骨盤底筋(おまたの筋肉)が緩んでいます。
骨盤底筋が緩むと、他にも様々な症状が出てきます。
冷え性やむくみ、太りやすくなったり、疲れやすくなったり、生理不順や不妊を引き起こします。
体型は下半身が特に太くなり、脂肪が落ちにくい症状が起こります。
腰やお腹や太ももやお尻に脂肪がついてなかなか落ちないという症状です。
これは「太った」というより、女性としての機能を衰えさせないために、体が「応急処理」を行ってくれた、と考えると良いです。
骨盤底筋は体を温めてくれます。
落ちにくい脂肪がつくということはその脂肪がないと体温を保てないほどに骨盤底筋の衰えている状態なのです。
骨盤底筋の力が戻ると起こること
ここまで見てきて、骨盤底筋の衰えは深刻な症状をいくつも引き起こすことがお分かりになったと思います。
逆に言えば、骨盤底筋の力が戻ると、いいことが沢山あります!
まず、あなたがお悩みの尿もれが解消されます。
これは一時的に止まるのではなく、その後シニア世代になっても、尿もれになりにくくなるということを意味します。
そして、姿勢が良くなり、スタイルもメリハリのある無駄のないキレイな見た目に。
体内の機能も、骨盤底筋にしっかり支えられているおかげで”強く”働き出します。
便秘も冷えもむくみもない、健康なパワフルな状態になるのです。
この「パワフルモード」に一度入ると、その後も良い循環が続きやすいです。
今までのダイエットや美容のための努力が必要なくなる、という嬉しいおまけもあるかもしれません。
尿もれだけではなく、女性にとって「目指すべき」状態は、骨盤底筋のケアによって手に入ります。
骨盤底筋のケア方法
ではどうやって骨盤底筋を鍛えることができるのか、が気になりますよね?
今日は日常でできる方法を紹介します。
早速、骨盤底筋のケアをやってみましょう。
①姿勢をまっすぐにする
骨盤底筋のケアの基本は日常を「骨盤を立てて」過ごすこと。
骨盤底筋の大敵は骨盤の傾きです。
骨盤が傾くと骨盤底筋は必ず緩みます。
しっかりと骨盤底筋が締まった状態で過ごすために骨盤を立てる感覚を身につけましょう。
では骨盤を立てるとはどういうことでしょう?
実は大体の女性は「まっすぐ」「キレイな姿勢」と自覚している角度が、「それでも反りすぎ」な状態です。
ですので自分では
「これでは原始人みたいで腰が丸くなっているのでは…」
と思うほど、腰を丸く落とした状態が本来の骨盤の正しい状態なのです。
尾骨(しっぽの骨)は下に引っ張られるように引き下げ、その分下腹部はみぞおちに向かって引き上げるようにして近づける。
いつもよりおへそとみぞおちの距離が近いような感覚が良いのです。
お腹の力とお尻の力を入れていないと、この姿勢は保てませんが、その状態こそが骨盤底筋が緩まない状態なのです。
②骨盤底筋の位置を知る
「骨盤底筋の鍛え方」は色々あります。
でも、三日坊主になるよりも、日常でいかに上手に使うかを考えたほうが骨盤底筋ケアには効果的です。
ですので、骨盤底筋(おまたの筋肉)がどこの部分なのかを理解することを意識しましょう。
実はこれだけで、日頃から意識ができるようになる方が多いので、まずはこんな実技をしてみましょう。
「トイレでおしっこを途中で止めてみる」
そのようなイメージだけでも十分です。
おしっこを途中で止める時に、思い切り引き上げるのはどこでしょうか?まさに、そこが骨盤底筋です。
大切なのは「ぐっと締める」のではなく「細く長く引き上げる」ようにすること。
これで、骨盤底筋はしばらく忘れていた、自分の役割を思い出してくれます。
おしっこを止めるようなイメージで、いつもよりも1センチ高い位置に膣の入り口があるような状態ができると良いです。
結構、大変な力ではないでしょうか?
これを当たり前にできる人と、できない人では体型にも差が出るのは納得ですよね。
まとめ
私たちの体はとても賢いです。
意味のないことはしてきませんので「尿もれ」も体からのSOSのサインなのです。
そのほかにも、「冷え」や「太った」なんていう症状もSOSのサインです。
健康な状態は、そんなにケアしなくても、見た目もそれなりに引き締まって美しいものです。
「このままじゃ衰えモードに入ってしまう」
「このままじゃ冷えモードに入ってしまう」
そんな体のSOSを、見逃さないようにしましょう。
「健康モード(巡るモード)」に一度入れるとその状態の維持は割と簡単だったりします。
骨盤底筋のパワーがその「健康モード(巡るモード)」には必要不可欠です。
今回紹介した骨盤底筋のケアを、ぜひやってみてくださいね。
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