【エピソード4】ヨガは頑張るよりも「感じること」、サポートアイテムはどんどん活用すべし

 

前回、アイアンガーヨガの話を少ししたので、

今日はまずアイアンガーヨガについて紹介します。

 

ヨガの流派の名前

 

ヨガにはハタヨガ、バクティーヨガ、沖ヨガ、アイアンガーヨガ、という風に

色々と種類があります。

 

ちなみにハタヨガの「ハタ」は太陽と月という意味で、陰陽という意味もあります。

バクティーヨガのバクティーは愛や献身という意味合い。

 

沖ヨガの沖は沖先生の名前から沖。

アイアンガーヨガのアイアンガーはアイアンガー先生の名前からです。

 

こんな風に、サンスクリット語の名称がついたものもあれば、

カリスマ的なヨガの師匠の名前がついたものも多いのです。

 

アイアンガーヨガの特徴

 

アイアンガーヨガは、「アライメント」を最も大切にするヨガのスタイルです。

アライメントとは、日本語では「正姿勢」とも言います。

ヨガポーズを行う際の、体のフォーム、位置関係の正しさを重視します。

 

体の柔軟力が足りなかったり、筋力が足りなかったりして、

アライメントを正しくできなさそうなのであれば、

どんどんアイテムを使っていいので、

とにかく正しいアライメントでヨガポーズを作ろうね!

というスタイルです。

 

ということで、ヨガベルトやヨガブロックを使ったり、

壁や柱を使ったり、アイテムを率先して使います。

 

日本人にはありがたいヨガプロップス

 

ヨガのポーズはインド発祥のものがほとんどなので、

インド人が考えたわけですが。

 

インド人って日本人よりも手足がスラッと長くないですか?

首も長いし脚もまっすぐで美しい体型をしているわけですが。

 

日本人からすると、

「ちょっと、拳ひとつ分遠い気がする」

というヨガポーズも数多くあります。

 

そんな時は、ある程度練習して届かないのなら、

腕や足がいつか届くのを期待せず、

(腕や足が伸びるわけではないので)

もう、そういうものだと思って、

ブロックを入れるなりして補ってしまったほうがいいと

私は思います。

 

 

サポートアイテムを使うことは恥ずかしくない

 

ヨガスタジオなどでレッスンを受講すると、

アイテムを使うことが恥ずかしく感じる気持ちもわかります。

「できないから使う」ように思えるからです。

 

そして、「目立つのが嫌」という理由で

アイテムを使わない人が多いのです。

 

ですが、アイテムを使ってヨガポーズを取ることは、

「安全に」「効率よく」「早く」

ヨガが上手くなるための近道だと思います。

 

むしろ、ヨガを正しく理解している人ほど

アイテムを率先してきちんと使いますので、

ぜひ恥ずかしがらずにヨガアイテムや代用品(バスタオルなど)を

上手く活用して欲しいと思います。

 

ヨガは自分のためのもの

 

私はある程度ヨガポーズができるようになった今でも、

自分が受講する時はヨガプロップスト呼ばれるアイテムを

いつも利用します。

 

また、ポーズを行う時は誰よりゆっくり、

必ず難易度の1番低いポジションから行います。

 

もしそれがヨガではなく、

ただ「ヨガポーズ」を上達するための練習なら、

厳しくどんどん数をこなしていったほうが上手くなりそうですが、

 

ヨガの時間は、

「自分の体、心との対話」

「自分の魂をねぎらい日々の行いを改める」

という時間でもあるので、

 

気持ちよくできて、

ちょっと心を感じる余裕のあるくらいがいいのです。

 

 

ポーズを行うことに必死になるのは

呼吸が止まってしまう原因にもなります。

 

 

呼吸は、ポーズ以上に大事です。

次回は呼吸の話をしていきましょう。

 

 

 

ヨガプロップス(アイテム)を使って練習している様子です。

腕にはめているのがヨガベルト。

手をおいているのがヨガブロックです。

腕が固定されると肘の関節がかたまり位置が安定するため、

腹(丹田)に力を込めやすく、正しく体を使うコツを得やすいです。

この時はピンチェ(スコーピオン)というちょっと難易度の高いバランスポーズの練習でした。

ポーズをキープするための体幹の使い方を覚えています。

 

これはヨガブロックをふざけて運んでいるところです(笑)

ヨガプロップスがあるスタジオなら、レッスン開始前にヨガベルト1本、ヨガブロック2個、ブランケット1枚、座布団1枚を自分のヨガマットに持っていくといいでしょう。

 

 

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